初めての授業
授業の最初に、シラバスとレジュメを配布された。これで、1年間の授業のペースなどがわかるので、非常にありがたい。
東洋医学概論については、医学史などを少し勉強していたため、背景はよく理解できた。東洋医学の歴史的な背景として、このような説明を受けた。
元々、日本の江戸時代までは、アジア地域は中国の影響を受けていた。そのために、医療についても多大な影響を受けた。鍼灸もその1つ。
中国では何度も国内で戦争があって、その度に国家が変わって、文書や本などが燃えてしまったことがある。そのために、中国で消失してしまった著名な本が日本で見つかったことが珍しくない。
そして、東洋医学を勉強する際に、今の日本では西洋医学がベースで生活しているため、最初はわけがわからないことが多い。英語を勉強するような感じで考えるといいとの趣旨を説明された。
なにをやるにも、最初は非常に苦労する。ただ、そのようなちょっとしたことを指摘していただけるだけで、気持ちの持ち方は変わる。
次に、経絡経穴概論。この授業では、早くも東洋医学概論で指摘していただいたことが的中(涙)。つまり、わけのわからないことが連発だったのだ(苦笑)!
ただ、ここでも事前に学習していたことが功を奏して、西洋医学の臓器の名称と東洋医学の五臓六腑の臓器について、大まかに一致することもあれば、一致しないこともあること、さらに経脈と絡脈について「地球に例えれば経度と緯度のようなもの」など、手がかりになることはいくつもあった。
まあ、これまでに勉強もそうだったし、仕事やスコアラーとしての経験も、最初はチンプンカンプンだったことだらけだった。
すぐにわかるとは思わず、地道に勉強すれば理解できるタイミングが来ると確信をもってやっていこう。
次回の授業までに、最初に配布されたシラバスを参考に、索引づくりを進めていきたいと考えている。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コチラもお読みいただけるとありがたいです。