鍼灸師を目指す脱サラ男のブログ

元サラリーマンの中年が鍼灸師合格までを綴る日記

野球でうれしい報告

今日、私が昨年1カード関わったある大学の部員から、うれしい報告があった。それは、その大学がリーグ戦で強豪の大学に2戦とも完勝して、勝ち点を挙げたとのことであった。

 

初戦に先発したエースは今年4年生で、ドラフト指名が濃厚と言われる好投手。

 

もう1人は、1年生から登板機会はありながら、状況を特定すると簡単にストレートばかりになってしまい、連打を浴びて失点をしてしまうという致命的な欠点を持っていたのであった。

 

そのために、監督からの信頼も、思うように勝ち取れないような状況が続いていた。

 

私が去年スコアラーを引き受けた際に、担当になってくれた部員に、彼の欠点を指摘した。

 

そして、持ち球(ストレート、チェンジアップ、スライダー)はどれも精度が高く、状況が変わってもランナーを釘づけにする工夫をして、それで簡単に球種を特定されないようにするだけで、年間で3~4勝程度は軽く勝てるようになるはずだ、とアドバイスをした。

 

残念ながら、去年は今までのようなやり方を続けてしまったため、防御率が跳ね上がったところで出番を失ってしまった。

 

今年になって、ある強豪大学とのオープン戦に足を運んだ時、そのピッチャーが先発していた。

 

そのときには、大きく成長した彼の姿があった。

 

ランナーを釘づけにする工夫がいくつもされ、簡単にストレートばかりになるクセがなくなっていたのだ!しかも、カーブを有効に使えるようになり、時には2球続けて見逃しで追い込むこともあった。

 

その時に、「うまくすれば今年の春は大車輪の活躍が期待できる」と感じていた。

 

そして、今回2戦目に先発し、なんと完封勝利。この勝利は、彼にとっても大きな自信になっただろうし、私もとてもうれしくなった!

 

現状プロ云々は厳しいとは思うが、社会人で続けることは十分できそうだ。何よりも、今年大車輪の活躍を期待したい。

 

こういう成長を観ることができるのも、スコアラーとして関わるおもしろさである。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コチラもクリックしていただけるとありがたいです。