勉強の下準備 その1
さて、教科書がほとんど手に入ったことで、今後の勉強の下準備を始めた。
その「下準備」とは、ある程度効率的な勉強をするための準備である。
一言で、全体を一望して、広く浅く見通してから勉強をした方が効率的で、かつ横断的な勉強をすれば科目相互の関連性もわかる。それをするための準備である。
このことを学んだのは、仕事で最初にやることを大づかみに確認してから個別具体的に段取りを進めるという社会人では当たり前にやっていることと、通信で法律を勉強した際に横断的な学習をすると「あっ、そういうことね!」というのがわかっていたからである。
仕事での経験だが、過去に2人の上司が「仕事の最初に確認するのは意味がない。電話での問い合わせなどで、優先順位が入れ替わるからだ」などとのたまっていた。
その2人は、周りを混乱させ、かつ期限は守らないか、直前になってバタバタして周りに余計な残業をさせたりしていたのだ。←仕事の進め方などについては、ここでは書かない。書くと悪口などとんでもないことになるから。
横断的な勉強については、小林秀之先生の『破産から民法が見える』(日本評論社)と、小林秀之先生・安冨潔先生の『クロスオーバー民事訴訟法・刑事訴訟法』(法学書院)によって大きなヒントを得た。
つまり、小林先生の本によって、民法秩序が本格的に顕在化するのは破産という究極の場面であり、そのことで民法の考え方がはっきりするうえに双方の法的秩序の違いを理解することができた。
そして、小林先生と安冨先生の共著により、両訴訟法の共通点と相違点を学ぶことで、理解を深めることができることも知った。
例えば、言葉は違っても「口頭弁論」と「公判」は法律事実としては一緒で、そこでの手続などは一緒に勉強した方が理解は早い。
また、証拠について、民事訴訟では基本的な制限はないものの、刑事訴訟においては排除法則などの制限があり、それぞれの相違点を学ぶことで、理解が深くなることも知った。
では、どのような準備をしているのか?
それは次回以降書くことにする←これまでに、野球の投球過多などでそう予告しておいて書いていないのがあるんだよな~。まあ、それも必ず書くようにする。
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