鍼灸師を目指す脱サラ男のブログ

元サラリーマンの中年が鍼灸師合格までを綴る日記

私が事前学習をしてきたテキスト その1

今回は、私が事前学習を続けてきた科目のうち、解剖学、生理学、栄養学について紹介する。

 

これらは、私が図書館で探してきて、かなり興味の持てたもので、かつ専門書に入る前の段階で、それなりに興味を持てるのと入門書としても優れていると主観的に感じているモノである。

 

まず、解剖学は、藤田恒夫先生の『入門 人体解剖学(第5版)』(南江堂)。これは、医学系の学生の中で、長いこと読み続けられている定評のある教科書。

 

図版が豊富で、文章も非常に読みやすい。長く読み続けられているのが納得の1冊。

 

生理学は、當瀬規嗣先生の『よくわかる生理学の基本としくみ』(秀和システム)。

 

初歩的な分野の本を探していたのだが、今販売している基本的なものが少なく、かつ初学者でも興味を持てるような工夫をしているのが目を引く。

 

ただし、これで国家試験に対応できるのかは不明。あくまでも入門書として位置づけること。

 

解剖生理学については、増田敦子先生の『新訂版 解剖生理をおもしろく学ぶ』(サイオ出版)。

 

この本は、看護師養成の専門学校で教鞭を執られる増田先生が、生物学も解剖生理学も苦手な人向けに興味を持てるように書いておられ、とても親切な体裁になっている。

 

しかも、それなりのレベルをキープしていると思われる。

 

今回の最後に紹介するのは、栄養学。中屋豊先生の『よくわかる栄養学の基本としくみ』(秀和システム)。

 

これは、一般的な栄養学の本とは異なる。それは、医学者による栄養学で、生理学的な説明もとても詳しいので、因果関係がわかりやすい。

 

また、歴史的な背景(例えば、ビタミンという栄養素が発見されたのは20世紀だったとか)や治療方法の変化(アイゼンハワー大統領が任期中に心筋梗塞になってしまい、その頃常識とされていた絶対安静という方法ではなく適度に運動することで早期復帰を果たし、以後治療とリハビリの変化が起こったこととか)など、裏付けとなる話がとても豊富。

 

これらは、世間的にどのような評価を受けているのかは不明だが、私にとってはとても興味を持つことができている。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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