事前学習の際の注意したポイント
今回は、私が事前学習(独習)で気をつけてきたポイントについて述べることとする。
私は、何度も繰り返しているように、法学部を通信教育で卒業している。それも、かなり難関と言われる大学で、同級生にも弁理士になっていたり、大先輩には最高検で活躍された方もいらっしゃる(しつこく繰り返すが、通学課程ではない)。
そこでの経験を言うと、レポート課題は、科目によっては司法試験の過去問をアレンジしたというえげつないものもあった。
そうすると、難しくてレポートを書けないことが珍しくない。
で、ある程度の学生は、基本書と言われる定評のある教科書を読んでも難しいので、まずは入門書でそれぞれの法律のあらましをつかんでから、教科書を熟読すると勉強方法をしていた。
私も、このやり方を事前学習で続けてきた。
同時に、専門学校のカリキュラムで難しいと思われたのは、書籍の記事でも書いたように、いきなり専門分野の基本書にあたることである。
もちろん、私も入学後に苦労することは百も承知だが、ステップをなしでいきなり専門書での勉強は相当苦労するはずである。それも、高校を卒業したばかりの学生であれば、なおさらである。
さて、事前学習では、興味を持ちやすく、全体像をつかみやすい本ということを重視してきた。
とはいえ、最初はどの科目も難しく、また、高校時代一番先に赤点を取った科目が生物だったため、臓器、骨格、筋肉など見ていてもイヤになった。
それが、ある時に「あれ?これらって、地図(地理)に置き換えてみればアレルギーがなくなるんじゃないの?」とひらめいた!
自慢ではないが、昔から地理は95点以下は取ったことがないほど得意だったし、今でも初めての場所に行くときに地図はそれなりに目的地にスムーズに行ける。
そう思ったら、急に気がラクになった(笑)。
今後教科書の配本が済んだら、真っ先に当該年度のすべての科目の全体像を把握するつもりだが(細かい部分は無視)、事前学習でそういう見通しを持てたのはとても大きい。
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