入学前授業 第4回 東洋医学
2月に行われた4回目の入学前授業は、東洋医学論だった。講師は、H先生。
ぶっちゃけ、かなりクセがあって、人によっては話が聞きにくかったと思う。
ただ、過去に通信教育の大学で散々クセのある先生に揉まれてきたこともあって、適度にメリハリをつけて聴いているととても役立つ話が多かった。
例えば、技術は大事だがそれ以前に信頼関係を勝ち取ることが大事で、信頼関係がしっかりと患者さんと築ければ少々鍼の刺し方がヘタでもプラシーボ効果で効くのだ!とか、日本の鍼灸は明治時代に政府が西洋医学を全面的に導入して、その後戦争になったりしたことで、切った張ったなどが重要になったために戦後になるまで廃れたとか。
何気ないことだけど、そういう背景を知ることがとても役に立つことも知っているので、個人的には満足度が高かった。