鍼灸師を目指す脱サラ男のブログ

元サラリーマンの中年が鍼灸師合格までを綴る日記

春季都大会ベスト16 都立城東-創価

健康診断が終わった私は、神宮第2球場に向かって移動した。といっても、昨晩食べてから12時間近く空いていたので、まずは腹ごしらえ。

 

駅の近くの牛丼屋でいっぱい昼ご飯を食べて、さらにコンビニで買い物をして、神宮第2球場に出かけた。

 

この神宮第2球場、高校野球では普通に使われているが、セレブゴルフ場である。かつて東都大学野球の2部リーグがこの球場で行われていた時には、ファンからは不評だった。この球場は、狭いうえに外観が良くなく、「一流の選手たちにこんなひどい場所でやらせるのか!」という批判が多かった。

注:東都大学は、大学野球の全国大会で優勝回数が多く、かつ2部も含めて激戦である。現在2部に一昨年の明治神宮大会優勝の駒沢大がいるのを筆頭に、青山学院大、立正大など全国制覇を経験している大学もいくつもあるのだ!そして、高校日本代表だった選手も在籍している。また、オリックスのドラ1スラッガーの吉田選手は青山学院大に昨年まで在籍していた。

 

高校野球では、人気漫画のダイヤのAでも描かれているように、普通に利用されている。

 

さて、神宮第2に着いたところ、仰天のスコアが!関東一高日大三高の試合は壮絶な打撃戦だったらしく、なんと9-8になっているではないか!

 

私が観たのは、日大三高の最後のバッターがアウトコースのスライダーで空振り三振を喫して試合終了となった瞬間だった。

 

最初から観たかったけど、仕方ない。

 

そして、第2試合の都立城東と創価の試合を観た。この試合も、好ゲームになる。

 

まずは、両チームの紹介から。

言うまでもなく、都立城東は都立屈指の実力を誇っていて、かつ東大合格者も輩出している進学校。一方の創価は、何度か甲子園に出場していて、かつ系列の創価大に多くの優秀な選手を送り出している。今話題の、ドラフトの大注目の田中正義君もこの高校出身である。

 

さて、試合は、主力を温存していると思われた創価が初回に先制したものの、その後は投手戦が展開された。

 

4回表に、2回以降創価打線を抑えてきた城東のエースで4番の関根君がスライダーにうまくタイミングを合わせ、レフトオーバーのソロホームランで1-1の同点。

 

そして、5回から関根君は本格的にエンジンがかかり、6回にはクリーンナップをわずか8球、7回にはわずか6球でそれぞれ三者凡退に打ち取り、完全に流れを引き寄せると、味方の援護を引き寄せることになる。

 

投手戦で迎えた最終回。9回表に城東は5番打者の高野君が先頭打者。

創価のエースナンバーを着けた谷井君のインハイへのボールがやや真ん中よりに甘く入ってしまい、それを高野君が逃さず、レフトの頭上をはるかに超すソロホームランで城東がついに勝ち越し!

 

そして、城東はこの試合で初めてリードを奪う。

 

関根君は9回裏も三者凡退に抑え、城東が創価に逆転勝ち。城東が都立高校らしからぬ?一発攻勢で、なんと名門の創価を下したのだった。

 

今年に入ってから高校野球の生観戦は初めてだったけど、本当におもしろかった。

 

城東は、シートノックなどを見ても、明らかに総合力では創価に劣っていた。しかし、エースの底力で試合を手繰り寄せた上に、序盤主力を温存した創価にペースを握らせず、モノにした。

 

関根君は、頭脳的かつ丁寧なピッチング。打っても同点ホームラン。関根君は、もし次のステップで野球続けるならとてもおもしろそうな素材だと感じた。

 

その後、東京六大学の法政大対慶應大の試合を観戦しようかと考えたが、携帯をチェックした時点で慶應のワンサイドだったため、電車で撤収。

 

今日神宮第2で2試合とも観れた人はきっとお腹いっぱいだったことだろう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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