鍼灸師を目指す脱サラ男のブログ

元サラリーマンの中年が鍼灸師合格までを綴る日記

入学前の勉強について 全般

私が鍼灸師を志して、調べてから勉強を開始したのは7月頃だった。

まず最初にしたのは、専門学校を調べたこと。

その際、アクセス、授業の時間、カリキュラム、そして学費など。

最終的には、学費と自宅からのアクセス、駅からのアクセス、さらにセミナーなどの先生方も含めて、入学を決めた。

一応、私はその専門学校の午前部で、AO入試で受験番号が2番目だった。

また、入試は最初の入試日だったので、とても早い時期だったと思う。

専門学校の比較をしたときに、学年ごとのカリキュラムが掲載されていた。もちろん、管轄する厚生労働省のHPも確認した。

そのことで、基礎科目でありつつ、3年間かけてじっくり勉強していくであろう科目も、チェックすることができた。

まず、解剖学と生理学。これは、医療系の資格では当然といっていい科目のようだ。

そして、東洋医学と経絡経穴。こちらは、鍼灸師として独自の科目。

そもそも、東洋医学には、西洋医学と独自の発達をしてきた歴史があるらしく、鍼灸師はBSの人気ドラマホ・ジュン」でも鍼を打つ場面は頻繁に登場する。

日本では、江戸時代までは東洋医学の影響が強かったのが、明治時代以降政府の政策で東洋医学が廃れてしまったのだとか。

鍼灸の理論は、東洋医学に基づくもの。

かつ経絡経穴論は、経絡と経穴がどのような場所にあってどのような効果があるのかを勉強するものだ。

なので、西洋医学と東洋医学の双方を勉強することになる。

もちろん、医者の国家試験などに比べると、勉強する科目や時間は圧倒的に違う。

そもそも、学校での勉強時間は、午前部、午後部、夜間部とあるように、1日1コマ90分として2コマ。

だからこそ、働きながら3年間で資格取得する人たちが珍しくない。

ちょっと長くなったが、カリキュラムなどを確認したことで、事前に勉強する科目を把握できて、かつ夏場くらいから少しずつ勉強を開始できたのは大きい。